近年、まちづくり活動や地域での問題解決には「地域力」つまり、住民の協働による地域づくりの重要性が叫ばれています。しかし、住民主体の地域づくりといっても、それを推進する組織や指導者が不足しています。そこで登場するのが、社会福祉協議会に所属している地域活動担当職員(コミュニティワーカー・地域福祉コーディネーター)です。しかし、地域活動担当職員の育成には、その専門知識と技術、そして、地域活動の経験が必要です。KT福祉研究所では、地域活動に関するさまざまなプロジェクト、調査研究、研修に関わってきました。また、コミュニティワークのありかたについて、研究をすすめ、各学会などで、その研究成果を発表してきました。これらにより蓄積されたノウハウをもとに、コミュニティワーク活動に関わる諸問題と、社会福祉協議会の現場で解決を迫られている課題についてお手伝いいたします。
21世紀の地域活動は、Keeping Teamapproach「KT」がテーマです。みんなで考える問題解決こそが、これからの地域活動のカタチです。新しい市民活動の時代に対応できる研修形態をご用意して、みなさまの活動をサポートいたします。
研修概要
●経験豊かな講師による基礎講義でコミュニティワークの基本学習
地域福祉活動・コミュニティワーカー経験のある専門講師が、コミュニティワークの基本を体系的に整理し、基礎知識を習得します。
●ワークショップ・グループワーク・ロールプレイなど演習を多く取り入れた研修形態
実践事例を多く取り入れ、グループによる演習を行い、現場ですぐに役立つスキルを習得します。
●さまざまな発表形式の経験によるプレゼンテーション技術の習得
今日のコミュニティワーカーは、プレゼンテーション技術が必要とされています。実戦形式の発表を取り入れ、その技術の習得もできます。
●実際に調査を行い現状に基づいた課題解決へ
実際に社会調査を行い、地域の現状把握による課題抽出、解決といった実践的な研修内容により、即実践者の育成もできます。
研修対象者と研修形態
●研修対象者 市区町村社協の地域福祉活動担当職員やコミュニティワーカー・地域福祉コーディネーター
●日 程 定 員 2日(1日5〜6時間)で20名〜50名
※ 研修テーマにより1日から数日の様々な組み合わせによる設定が可能です。
派遣実績
[地域福祉推進担当職員・コミュニティワーク関係の研修]
青森県社協・山形県・千葉県社協・茨城県社協・静岡県社協・長野県社協・岐阜県社協・新潟県社協・奈良県・愛媛県社協・大分県社協・熊本県社協
[その他の社協関係の研修]
全国社協・北海道社協・札幌市社協・秋田県社協・岩手県社協・宮城県社協・仙台市社協・山形県社協・福島県社協・栃木県社協・群馬県社協・埼玉県社協・千葉市社協・神奈川県社協・福井県社協・富山県社協・石川県社協・愛知県社協・高知県社協・宮崎県社協・長崎県社協・鹿児島県社協・沖縄県社協 ほか、各地の市区町村社協
研修プログラム例 3時間〜6時間
都道府県社会福祉協議会が主催するコミュニティワーカー(地域福祉担当職員)研修プログラムの企画、および講師・インストラクターの派遣を行っています。弊所の標準プログラムをもとにしながら、ご相談のうえ、主催者のご要望や参加者の成熟度、日程、予算に合わせたオリジナルプログラムを作成しています。
テーマ「コミュニテイワークの理解と住民活動」 |
テーマ「社会調査と課題解決」 |
1日目 |
1日目 |
テーマ「社協活動の理解と住民への伝達」 |
テーマ「住民との対話と地域福祉活動」 |
1日目 |
1日目 |
講演テーマ例 90分〜120分
「これからの地域福祉」 「地域福祉活動について」
「今、なぜ、福祉のまちづくりなのか」 「はかろう!!地域との連携」
「高齢社会と地域福祉」 「地域社会とこれからのボランティア」
「地域を支えるボランティア活動」 「地域における私達の役割をはたすために」
「これからの地域福祉を推進するにあたって」 「地域活動とは? 今私にできること」
「地域福祉活動への住民の理解と参加を進めるために」
「介護保険施行後のこれからの地域福祉」
上記の他、参加対象者(社協職員・民生委員・福祉委員・地域住民など)に合わせた、テーマで講義いたします。